2018年3月にソニーから発売されたフルサイズのミラーレスカメラ「α7III(ILCE-7M3)」
ソニーのカメラブランドは、
・高画素に特化した「Rシリーズ」
・動画に特化した「Sシリーズ」
・どちらに属さない「無印」
大きくこの3種類に分かれ、α7Ⅲは「無印」に分けられます。
「Rシリーズの良いところ」+「Sシリーズの良いところ」を足して、2で割ったようなカメラと言われることもあり、写真でも動画でもとても使いやすいカメラです。
α7Ⅲは発売から3年が経ち、カメラ愛好家からは「そろそろα7IVが発表されるのでは?」と期待膨らむカメラ業界ではありますが、このカメラの購入を今なお検討されている人も多いんじゃないかなと思います。
追記:2021年12月にα7Ⅳが発売されました!
比較記事をお探しでしたら、下記の比較記事をご覧ください。
「α7Ⅳが発売されたからα7Ⅲは型落ちでは?」と思われる方もいると思いますが、安心してください。
僕はα7Ⅲを型落ちとは思っておらず、むしろ写真性能だけ見たら「コスパ最強」と思っています。
カメラの性能面から言うと文句ない至高のカメラです。
この価格帯のフルサイズのミラーレスカメラをお探しなのであれば、α7Ⅲはかなりおすすめです。
・2420万画素はとても扱いやすい。
・軽量かつコンパクト。
・バッテリーがとても長持ち。
僕がカメラに要求するこの3点について記事にしたいと思います。
2420万画素がとても良い!軽くて取扱いやすい!
カメラ愛好家の間では「画素数」の話題がよく上がります。
メーカーも新製品を発表する際は、必ずと言って良いほど、画素数には触れて伝えてきますよね。
画素数はやはり高い方がいい?
画素数は大きさは紙媒体に印刷する際に影響することが多いです。
2420万画素はA4サイズ以上に印刷する際は若干影響するかなぁという程度です。
ただ、現在の写真の使用用途の大半はWEBに消費されることが多いです。
例えば、
・パソコンやスマートフォンで見る。
・SNSにアップロードする。
・ハガキサイズで印刷する。
・WEBサイトに掲載する。
多くの方の写真の楽しみはこの4つではないでしょうか。
α7Ⅲを検討している方は「撮影した写真をどのように使うか」を考えてみましょう。
作業効率が良い。
画素数が少ないこともメリットがあります。
2420万画素は作業効率やコスト面から見ると、ちょうどいい画素数です。
・SDカードの容量を圧迫しない。
・パソコンの容量を圧迫しない。
・カメラからパソコンへの転送スピードが早い。
・パソコンで処理する際にそこまでハイスペックを要求されない。
よって、撮影時とレタッチの作業効率がとても良いです。
画素数は高いほど、SDカードやパソコンの要求スペックが高くなり、より良いものを揃える必要が発生します。
画素数が多いとSDカードの要求スペックがより高いものが必要。
画素数が多いカメラは、以下の点に注意が必要です。
・容量の圧迫・・・容量が多いSDカードが必要。
・書き込みに影響・・・書き込み時間が早いSDカードが必要。
特に「連写」した後に顕著にその影響が現れ、連写したあとはしばらくカメラを放置する時間が発生してしまうこともあり、その時間に決定的瞬間が撮れないこともあります。
容量が大きく、写真データの転送スピードが速くなるにつれて、メモリーカードは比例して販売価格が高くなるものです。
その点、α7Ⅲの2420万画素はそこまで重くなく、とても取り扱いしやすいです。
とはいえ、お手元のSDカードにスペックによっては、容量が少なく、書き込みスピードが遅いものかもしれません。
僕も使用しているSDカードのリンクを貼っておきますね。
併せて検討してください。
α7Ⅲは軽量、コンパクト!ボディのみで565g!
実はカメラの大きさと重量は僕がかなり気にする部分です。
高額なお金を出して購入したカメラを旅行などの外に持ち出さなくなる要因の1つとして、
「カメラが大きく、重いので持ち出すのがめんどくさい」
があります。
そうなってくると、
「今日はスマホで撮影でいいか」
と考えてしまう人もいます。
これではせっかくカメラを購入したのにタンスで眠ることになってしまいます。
これはなんとも悲しいですよね。
カメラが軽量だと旅行に行く際に「じゃぁ、1本レンズを追加しようかな」と選択肢も出てきます。
軽さがは正義、これはα7IIIの非常に魅力的なポイントだと思います。
フルサイズ、ミラーレスカメラなのにバッテリーが長持ち!
ソニー公式ホームページのα7IIIの仕様表には以下が記載されています。
静止画撮影可能枚数/時間 *8
ファインダー使用時:約610枚
液晶モニター使用時:約710枚
(CIPA規格準拠)※8液晶画面をON、ズームをW側、T側、それぞれ交互に端点まで移動を繰り返し、2回に1回フラッシュを発光、10回に1回電源をON/OFFして、30秒ごとに1回撮影
出典:sony
ミラーレスはファインダーが電子ファインダー(EFV)で、そこにも電力を消費してしまうので、バッテリー持ち時間が短いカメラが多いんですが、α7IIIはこの持ちです。
一眼レフカメラのバッテリー持ちには届きませんが、これなら十分ですよね。
実際、僕が使用していても1日は持ちますので問題ないです。
一泊する旅行の際は念のために予備バッテリーを使っているんですが、使うことほぼないですね。
撮影中の電池切れはなんとしても避けたいところです。カメラを持ち歩く時は、予備バッテリーは必須です。リンク先を添付していますので、必ず購入するようにしましょう。
α7IIIは動く被写体が苦手。
僕は被写体が動き続けるものがα7IIIでは撮りにくいと感じます。
例えば、
・走っている車。
・ペットの撮影。
・子供などの運動会の撮影。
撮りにくさは電子ファインダー(EVF)の遅延によるで、どうしても実際の目で見たものと、電子ファインダー(EVF)が遅延してて、これがとても撮影しにくいと感じます。
もし、動き続ける被写体を撮影するなら「連写モード」で撮影することがおすすめです。
ただこうなると「予備バッテリー」と「性能のいいSDカード」が必要になってきますので、覚えておきましょう。
作例について。
僕が実際にα7IIIで撮影したものです。
これだけ撮影できたら十分だと思います。
どうでしょうか。
他にも下記の写真ブログにα7Ⅲで撮影した写真をまとめているので、もっと見たい方はこちらをご覧ください。
α7Ⅲを新品でお得に購入するには?
Sonyのカメラを購入するならSonyの公式サイトがお得です。
・優待クーポンで割引。(新規会員登録でも可)
・24回まで分割払い手数料0%。
・残価クレジット可能。
・提携カードで3%OFF。
・ソニーポイントを利用可能。
こんなにお得な特典が盛り沢山です。
下記に公式のα7Ⅲの販売サイトを添付しておきますので参考にしてください。
まとめ
それではα7IIIについてまとめますね。
- 画素数は2420万画素で十分!
- 写真1枚あたりのデータ量(RAW)はそれ程高くなく、外付けHDDやSSD、パソコンの費用を抑えられる。
- 軽い、コンパクト。
- バッテリー持ちがミラーレス機でフルサイズなのにとても長持ち。
- ただ、被写体が動いているものがメインの場合は要検討。
というところですね。
発売して3年が経ちますが、こんなに良いカメラとは思いませんでした。
本当に購入してよかった!文句なしに万人におすすめできるフルサイズのミラーレスカメラです。
α7IVを待ちたい気持ちも分かります。
ただ、今α7Ⅲを購入しても十分な写真と満足感を得られます。
またいつ発売されるか分からないα7IVを待つよりかは、α7IIIを今すぐ購入して、撮影生活を楽しんで良いんじゃないかなと思います。
α7IIIを購入してから、α7IVが発売されてどうしても欲しくなっちゃったら、α7IIIを下取りに出してα7IVの資金にするという方法もありますしね。
ぜひ前向きに検討してみてください。
それでは!