【2023年版】Canon EOS R5をレビュー!最新のミラーレスカメラを作例と共に紹介!

記事内に商品PRを含む場合があります。
canon R5のイメージ写真

2020年の夏にキヤノンからミラーレスカメラ「EOS R5」が発売されました。
カメラボディだけでかなり高額ではあるものの、EOS R5の魅力に惹かれ、購入を検討されている方も多いかと思います。

今回の記事では、

・実際の使用感を知りたい。
・作例を見てみたい

これらを中心に写真性能を中心としたレビューをしたいと思います。

結論から伝えますと、どんな撮影にも対応可能な信頼性のある万能カメラ、キヤノンのフルサイズミラーレスカメラ時代の到来を感じる一品でした。

nobuki

記事内にEOS R5で撮影した写真を作例として掲載しています。参考にしていただければと思います!

目次

EOS R5の作例について。

ポートレート、風景、創作と様々なジャンルの写真をEOS R5で撮影しています。
作例として見ていただければと思います。

秋の女性モデルの写真。
着物ポートレート撮影の画像。女性モデル。
着物を着た女性のポートレート写真。紅葉がバックに咲いている。

ポートレートはこんな感じです。

現像後の写真。
駅の写真。
海の写真。

風景はこんな感じです。

他にも写真ブログでEOS R5の作例をまとめています。
参考にしてもらえたらと思います。

▶︎写真ブログでEOS R5の作例をもっと見てみる。

使用して感じたメリットについて。

EOS R5を実際に使用してのメリット、デメリットについて書いていきたいと思います。

AF性能がとても優秀。

女性がディスプレイの前で講師をしている写真。

キヤノンの公式サイトにこのように記載されています。

DIGIC Xの採用により、さらに高速なAF性能を実現するデュアルピクセルCMOS AF IIを搭載。
測距エリアは約100%(横)×約100%(縦)に拡大※1、自動選択時、[顔+追尾優先AF]時の自動選択時AFエリア分割数は最大1053分割※2(EOS R/RP:最大143分割)に進化しました。
意図した通りのポイントでピント合わせが可能です。

出典:canon

EOS R5のAFの性能は恐ろしいほど正確で、人の顔をしっかり認識し追従してくれます。
また、もしAFが瞳から離れても頭部全体を認識し、追従してくれます。

ポートレート撮影時が快適になった。

ブラックミストフィルターの作例。モデル写真。

AF性能の優秀さはポートレート撮影を強烈にアシストしてくれます。

・背景を見つける。
・構図を決める。
・モデルさんにポーズ指定をする。
・衣装の乱れを確認する。
・絞り、シャッタースピード、ISOなどを決める。
・ピントを合わせる。
・シャッターを切る。

概ね、1枚の写真を撮るのに上記の工程で撮影すると思います。
このたくさんのやることの中で、AFをカメラ任せにできることは、本当にありがたいです。
その分、他に気を回すことができ、より写真に集中することができるようになります。

電子ファインダーが素晴らしい。撮影前から結果が見えている。

ウエディングドレスを着た女性の写真。

ミラーレスカメラは電子ファインダー(EVF)を通して、被写体を視認します。
イメージはテレビ越しから被写体を視認するような感じでしょうか。

EOS R5のEVFはとても優秀で、

・液晶が高画質。
・遅延が少ない。
・撮影結果が見えている。

僕が一眼レフカメラからミラーレスカメラに移行する時に一番驚いたのがこのEVFです。
EVFは撮影前から撮影した写真の結果が見えているんですよね。

例えば絞り(F値)の設定が1.4とします。
EVFを見ると絞り(F値)1.4で撮影した時の結果が電子ファインダーに表示されます。

これはEVF(電子ビューファインダー)の大きなメリットだと思います。

電子ファインダーは被写体の実際の動きと遅延があると聞いたけど?

EVF(電子ビューファインダー)は遅延が気になると思われる方がいるかと思います。
この部分に関してはEOS R5は心配ありません。

EOS初となる約576万ドットの高精細0.5型EVF(電子ビューファインダー)を採用。視野率は約100%。表示フレームレートも高速化(119.88fps、[なめらかさ優先]設定時)しています。

出典:canon

肉眼で見ているのとほぼ変わらない映像を視認し、シャッターを切ることができます。
遅延も感じることはまだありません。
これにはただただびっくりです。

防滴、防塵対応!

EOS R5はマグネシウム合金が使われていて、とても頑丈です。
多少の水滴や、塵は気にすることなく撮影することができます。

過酷なロケーションでもタフな活躍をしてくれます。

nobuki

もちろん、撮影終了後はメンテナンスを忘れずに!

EOS R5はバリアングル液晶がとても便利!

canon R5の背面写真。バリアングル液晶が確認できる。

バリアングル液晶がとても使いやすいです。カメラを持ち上げて、やや上空から撮影したり。
カメラを地面スレスレに構えても、バリアングル液晶を顔に向けることで狙った通りの写真を撮ることができます。

間違いなく写真のバリエーションが増えました。

ボディ内手ブレ補正の効果が絶大!写真ブレを大きく低減。

着物を着た女性のポートレート写真。鴨川周辺で撮影。夕日が見えている。

EOS初のボディ内の手ぶれ補正(手振れ補正付きRFレンズで、8段補正可能)が搭載されました。

この手振れ補正のおかげで暗い場所でもぎりぎりまでシャッタースピードを遅くすることができるようになり、ISOを極端に上げる必要がなくなりました。

さらにこの手振れ補正のおかげで「手ぶれ補正が付いていないレンズ」がより使いやすくなりました。
手振れ補正がないレンズがR5を使うと、全て手振れ補正付きにカメラになってしまうのはすごいことですよね。

5Dシリーズを踏襲した操作性とボタン配置。

canon R5の背面写真

これは5Dシリーズを使用している人には伝わると思います。

5D mark3とEOS R5はカメラの背面のボタン配置はとても似ています。
このことから、5D mark3かEOS R5に移行しても戸惑うことはありませんでした。

操作性も5D mark3とEOS R5はほぼ同じなので、引き続き直感的に指が動いてくれているので、仕事を効率的に進めることができます。

EOS R5のデメリットについて。

風景写真。鳥が写っている。

間違いなくEOS R5は美しい写真が撮影でき、撮影効率が上がりました。
ただ、1点だけ一眼レフカメラと比べてデメリットと感じる部分があります。

一眼レフカメラと比べ、バッテリーの持ちが悪い。

ファインダー[なめらかさ優先]設定時
約220枚(ファインダー撮影時)
約320枚(モニター撮影時)
約550枚(エコモード/ファインダー撮影時)

ファインダー[省電力優先]設定時
約320枚(ファインダー撮影時)
約490枚(モニター撮影時)
約700枚(エコモード/ファインダー撮影時)
※常温(+23℃)、フル充電のバッテリーパックLP-E6NH使用時

出典:canon

EOS R5で購入を戸惑ってる方はこれが気になってる方がいると思います。

ミラーレスカメラはEVF(電子ビューファインダー)などに電力を常に使用するため、バッテリーの持ちがどうしても悪くなります。

とはいえ、撮れる枚数、少なすぎない?

と思われる方が大半だと思いますが、ここは安心してください。

僕はこれ以上の枚数を撮影できています。
先日も4時間30分撮影をし、撮影枚数は合計で756枚です。

ただ、僕の個人の感想としては、撮影時間が短時間、長時間にかかわらず、予備バッテリーは必須と感じます。
僕は短時間の撮影の場合でも、バッテリーの不都合が発生することも鑑み、予備バッテリーを1つ持っていくことにしています。

nobuki

万が一のバッテリー不調を考え、予備バッテリーは必ず持っておいた方がいいですよ!

EOS R5を購入して、特に幸せになれる人。

夕日の写真。クレーンが映り込んでい流。

ここ数ヶ月使い倒したことでEOS R5を使うべき人が見えてきました。

・仕事での使用を考えている。
・写真を大きく印刷したい。
・最新のミラーレスカメラを扱いたい。

どれかに当てはまる人は、迷っているなら思い切って購入しても問題ないと思います。

EOS R5を仕事で使用する予定。

男性ポートレートの写真。

やはり歴史あるキヤノンが開発したカメラだと思う完成度だと感じました。

・AF性能がとにかく優秀。
・頑丈。防滴、防塵に対応している。

撮影効率が抜群に上がります。
また、過酷なロケーションでもしっかり動いてくれるので、安心してカメラを使うことができます。

nobuki

撮影中に怖いのがカメラの故障です。EOS R5なら期待通りに働いてくれると思います。

写真を大きく印刷して楽しみたい。

EOS R54500万画素のカメラです。

個人の意見による部分がありますが、この4500万画素を解像度350dpiで印刷をするのであればA2まで対応可能と思います。

展示、ブック、チラシなどの幅広い対応が可能です。

nobuki

高画素カメラは主に大きな印刷が必要な商業向けカメラとも言えますね。

中古を検討してもいいと思う。

canon R5のイメージ写真

EOS R5は新品で購入しようと思うの、キヤノン公式なら¥500,000を超えてきます。
カメラ専門店であるMap cameraなら¥450,000前後(2021年12月現在)です。

やっぱり新品となると高額になるので、中古で検討するのもいいと思います。
例えば、カメラのキタムラでは販売価格「状態Aで¥410,000前後(2021年12月現在)」です。

EOS R5は中古で購入し、新品を購入時の差額分でレンズを追加購入もあると思います。

▶︎現在の中古価格をカメラのキタムラ公式で確認してみる。

EOR R5をレンタルして試し撮りするのはあり!

GOOPASSのアイキャッチ画像。

EOS R5は高価なカメラなのでレンタルしてテスト撮影するのは全然アリです。
例えば、機材レンタルサービスGOOPASSなどを利用して、一度試すことをおすすめです。
1週間単位で借りれる機材もありますので、詳細が気になる方は別記事に詳細を書いてますので参考にしてください。

EOS R5と合わせて買いたいもの。

僕は下記のものを一緒に購入しました。

EOS R5の弱点の一つとしてバッテリーの持ちがやや悪いところにあります。
予備バッテリはー必須でしょう。

すでに「EFレンズ」を持っているなら、このマウントアダプターはぜひ購入してください。
RFマウントのレンズでもEFレンズを使うことができるようになります。

その他、EOS R5と一緒に買いたいもの。

別記事にEOS R5と一緒に買いたいものをまとめています。
ぜひ参考にしてください。

まとめ。

canon R5のロゴ画像のアップ

販売価格がかなり高いものの、キヤノンの5Dシリーズで培ってきたノウハウがしっかり詰め込まれた素晴らしいフルサイズミラーレスカメラです。

作りもしっかりしていますし、所有欲をしっかり満たしてくれます。
購入後の満足度はかなり高いです。

ミラーレスカメラはソニーが一歩も二歩も牽引してきましたが、今後はキヤノンもしっかりミラーレスカメラの開発に力を入れるという強いメッセージも感じました。

すでにEOS R3の開発が発表されていますし、今後のキヤノンのミラーレスカメラの開発にとても期待しています。

それでは!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次