とうとうAPS-Cのミラーレスカメラ、EOS R7が発表されました。
このカメラを気にしている方も多いのではないでしょうか。
今回はキャノンのカメラを使い続けて13年目の僕が写真性能を中心に気になるポイントをまとめたいと思います。
ちなみにEOS R10について思うことは別記事に書いてますので、気になる方は一緒にチェックしてみてください。
EOS R7はどんな人が向いている?
出典:CANON
個人的に思うのは、
・オールマイティになんでも撮影できるカメラが欲しい。
・ちょっと本格的なカメラが欲しい。
・少し過酷な環境での使用を考えている。
・価格は少し高くてもいい。
こんな方に向いているのではないかなと思います。
キャノンはEOS R7はミドルクラスモデルとして位置付けています。
細かな仕様や性能を見る限りミドルクラスと位置付けるだけに十分な性能を誇ります。
その性能の分、やはり価格はそれなりにします。
それでは価格や性能をまとめていきます。
EOS R7の気になる価格は?
レンズ | 価格(税込) | |
---|---|---|
ボディのみ | なし。 | ¥197,780 |
ボディ+レンズ | RF-S18-150 IS STM | ¥246,180 |
もちろんEOS R10より高い価格設定です。
画素数やボディ内手ぶれ補正の有無など、EOS R10より価格がどうしても高くなる傾向がある仕様なので相応の価格かなと思います。
EOS R7のデザインについて。
出典:CANON
EOS R7は他のキャノンのカメラと同様に丸みを帯びた可愛らしいデザインです。
画像、右上のEOS R7と刻印されているロゴも可愛らしい。
出典:CANON
背面はこんな感じ。
ボタンの配置はとてもキャノンらしい。
別のキャノンのカメラをお持ちの方もすぐ覚えることができるんじゃないかなと思います。
液晶は最近、キャノンのカメラに導入されているバリアングル液晶です。
出典:CANON
横からはこんな感じ。
ファインダーが飛び出しているのが印象的です。
出典:CANON
上らからみたデザインはこんな感じ。
ダイヤルは大きめ。
瞬時にAV、TVなどモード切り替えもやりやすいんじゃないかなと思います。
写真性能で気になるポイント。
それでは写真性能を中心としてEOS R7を見ていきます。
画素数について。
出典:CANON
画素数は3250万画素。
画素数が大きいメリットは、
・レタッチする時に細部まで修正しやすい。
・より大きな印刷物にも綺麗に印刷できる。
この2つがメリットです。
ただ、注意しないといけないのは画素数が大きいほど撮影時の記録媒体・・・EOS R7であればSDカードはより大きな容量のSDカードが必要です。
写真1枚あたりの容量が大きいんですよね。
なので、撮影後にHDDやSSDに写真を保存する際もより大きな機材が必要なので注意しましょう。
外部HDDやSSDの選び方は下記を参考にしてください。
バリアングル液晶はとても使いやすい。
出典:CANON
最近のキャノンのカメラの多くに採用されているのが「バリアングル液晶」です。
撮影時にローアングルから、ハイアングルからとても撮影しやすいです。
また、自撮りをする時にもバリアングル液晶はとても便利なので、嬉しい仕様の1つです。
優れたAF性能。カメラ初心者の方にはとても嬉しい。
出典:CANON
最近のカメラのオートフォーカス性能はとても優れています。
優れたオートフォーカス性能は撮影時に気をつけるポイントが1つ減り、構図やカメラの設定により集中することができます。
このEOS R7は人物、動物、乗り物でも対応可能ということで、動く被写体を撮るのがメインな人には嬉しい仕様ですよね。
ボディ内手ぶれ補正はあり!
出典:CANON
EOS R10と大きな違いの1つです。
EOS R7はボディ内手ぶれ補正が付いています。
このボディ内手ぶれ補正はとても優秀で、手ぶれ補正のないレンズをより便利に使うことができます。
また、夜の撮影時にもしっかり体を静止させることで、シャッタースピードを落とすことができます。
つまり、ISOをそこまで上げることなく撮影できるので、写真のノイズを低減できます。
見出し2
EOS R7は防塵・防滴性能ありです。
マグネシウム合金製のため、耐久力も高いです。
ただ、マグネシウム合金はやっぱりボディが重くなる傾向があり、EOS R7の重量は約530gです。
EOS R10は約429gということで、約100gの差が出ています。
ただ、防塵・防滴性能が優れているという点で、砂、雪、誇り、雨などの過酷な撮影環境にも強いということは覚えておきましょう。
EOS R7のデメリットと思うところ。
個人的にはEOS R10と同じく、RFレンズが少ない点です。
また、RFレンズは少し高い・・・。
EFレンズをお持ちの方でしたら下記のアイテムはマストです。
僕もEOS R5を使用しているのでお世話になっています。
画素数が少し高い気がする。
現在、多くの方はSNSやWEBで写真を見ることが多いと思います。
WEBで見る分には撮影時には2000万画素もあれば十分に綺麗なんですよね。
なので、前半に書いたように画素数が高いと撮影時にSDカードの費用と外部ストレージの費用が高くなる傾向があります。
個人的にはこの画素数に関してはちょっと高いかなと思います。
バッテリーの持ちは一眼レフカメラと比べてもたない。
これはどのミラーレスカメラも同じです。
ミラーレスカメラは電子ファインダーを採用しているため、どうしても撮影枚数が一眼レフカメラより少なくなってしまいます。
ファインダー・・・なめらかさ優先
約380枚(ファインダー撮影時)
約660枚(モニター撮影時)
これぐらいの持ちになります。
予備バッテリーは必ず持つようにしましょう。
EOS RPを検討したくなる。
EOS R7はボディのみで¥197,780です。
この価格帯で言えばすでに発売されているフルサイズのミラーレスカメラ、EOS RPを検討してしまいそうです。
なぜかというと、
EOS R7 | EOS RP | |
センサー | APS-C | フルサイズ |
価格(税込) | ¥197,780 | ¥118,800 |
画素数 | 3250万画素 | 2620万画素 |
重量(ボディのみ) | 530g | 485g |
こう見ると、EOS RPがとても優秀なカメラなんですよね。(フルサイズですし)
もちろん、EOS R7は最新のカメラということでセンサーがDIGIC X、ボディ内手振れ補正あり、優れたAF性能ととても優秀なカメラに違いありません。
ただ、もし初めて買うのであれば、このEOS RPも同時に検討するカメラになるのではないかなと思います。
これはとても悩む選択です。
まとめ。とはいえ、APS-Cのミラーレスカメラはとても嬉しい!
なかなか迷うミドルクラスのカメラが出たなぁということを改めて思います。
ただ、やはりキャノン初のAPS-Cのミラーレスカメラなのでとても嬉しい。
同時に発表されたEOS R10もとても優秀なのでこれからのキャノンにますます期待です。
EOS R7、EOS R10ともに実機を触る機会がありましたら突撃して触ってきたいと思います
それでは!
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